公式戦６試合勝利なし、リーグ戦５試合勝利なし、ホーム３連敗。どれも確かなことですが、原因は何かと問われれば、攻撃の部分特に得点力不足を上げているが、本当にそうなのだろうか？原因の一つは確かに得点力不足はあります。でもそこまで行っていないというのが大きいですよね。どうしても追いかける展開になってしまうので、相手も無理せずバランスを保ちながら、試合を終わらせつつ、隙あらばもう１点という形で臨んでくる。一昨年だったと思うが、監督が言ってましたねチームの実力だけを見たら中々勝てない相手だけだが、上手く守って、行く中で相手も疲れ始めたところからは五分五分の試合が出来るようになる。そこからは、残った体力勝負になるので、たくましく練習を積んできた山形にも勝機が見えるというような表現をしていたように思う。それが過去２年間は出来ていた。もちろん中々出来ない時期もありましたが、それ程長い時期を経験せずになんとかやれてきていたようにも思う。今年はその相手と五分五分の状態になる前に失点してしまっており、そこから勝つには相当な力が必要だが、残念ながら山形にはそこまでの力は無いのだろう。現実に過去２年間で逆転勝利って数試合はあるにしても殆ど無いというのが実情です。山形の場合何処まで我慢できるかが鍵になるんだと思うのですが、そこのところでどうも上手く行ってない。ボールウオッチャーになるのはＣＫ等のセットプレーだけでなく、流れのながでの毀れ玉に対しても起きているのも事実で、ゴール前ゴタゴタとした展開では、何故か相手に拾われてしまうのも、そこに原因があるのだと思う。攻撃も大事だし、攻撃の選手がどれだけ高い位置でボールを扱うことが出来るか、もちろんＤＦ陣も相手に負けない強い気持ちと、読みの良さを発揮できるか、そうして試合が流れ、山形の時間帯になったところで一気に爆発する力を出せる形を作るには、やはり守備だと思う。その守備が出来ていれば、相手にも隙が出来るであろうし、ミスも出ることになり、得点も生まれてくるのではないかなあと思う。
コーナーキック2本で勝ちきった鹿島がリーグ戦今季初の無失点で4試合ぶりの勝利。山形は攻撃に可能性を感じさせるも、低迷を脱する勝利はならず。(Ｊ's GOAL)
立て続けＣＫで2失点、鹿島に0-2(山形新聞)
小林監督ＣＫから２失点怒り心頭／Ｊ１(日刊スポーツ)
Ｊ１山形 ホーム３連敗 鹿島に０−２(河北新報)
公式戦６戦勝ちなし…山形(スポーツ報知)
山形５戦勝利なし 故障者続出でプラン崩壊(スポニチ)
山形、攻撃陣が不発「視野が狭くなった」(サンスポ)
