勝てたことがよかった

前半から高い位置からプレッシングで何度もゴールに迫るものの、なかなか得点が生まれることがなかったのだが、右からのクロスに中島がヘディングであわせようとしたところで倒されPKを獲得。今シーズンからキャプテンを務める山崎が、相手GKの逆を取って、先制点は山形でした。そしてそのまま前半が終了し、残り45分の戦いが点の取り合いになるとは、この時点で誰も予想などしなかったことでしょう。それだけ、どちらも守備は安定していたように思えた。まあね、西河のバックパスが短くて危なかったり、宮坂がパスミスからショートカウンターを仕掛けられたりしましたが。
でもね、後半の得点が動くのが30分を過ぎてからのこと。宮坂に代わって石井、秋葉に代わって宮本を投入すると、CKからヘディングで落としたボールに山崎らが反応し、こぼれだまを万代が落ち着いて天井シュートで2点目。その5分後にロングボールが山崎の頭を超えて供給され、ワンバウンドでボールがゆっくり落ちてくる、その落ち際が豪快に蹴り込んで3点目。これでほぼ勝ちを確信してしまったのかなあ。山崎に代えて比嘉を投入し、なおかつ相手選手が怪我で退場し、一人少なくなった大分にここから2点を奪われてしまう。90分間は良かったのですが、詰めが甘かったといわざるを得ない試合でした。勝てたから良かったものの、もし同点に追いつかれようものなら、大変でしたよね。もちろん大分の2本のゴールは素晴らしいシュートでした。
まあね、でも勝ったのは山形で、負けたのが大分。幾ら最小失点差の勝利だったとしても勝ちは勝ちで、勝ち点3と0の差は大きい。ただし大分に多少自信を付けさせてしまったことが、後に大きな災いにならないことを願いたいものである。
あ、そういえば、今日得点を決めた村井選手って、小学校低学年時代に山形市に3年ほど住んでたんですね。
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