今シーズン初の完封勝利

立ち上がりの良い攻撃に出た山形。開始早々に放たれた中島のシュートは相手GKにはじかれる。その直後に相手西川が空いた山形中央にボールを運び、やられたかなあと思ったのですが、トラップが少し長くなったところを、すかさず真横から小林がカットする。少しでも躊躇したらやられてたかもしれない。山形の立ち上がりはいつも危険と隣り合わせ、何故空いてしまったのか、もっと上手いFWだったら簡単に交わされたかもしれない。
この後前半終了間際まで行ったり来たりの展開が続くものの、中々決定的なチャンスを両チーム作ることが出来ない中、前半終了居間際にエンドラインで粘って得たCKを、宮阪が蹴りこむと、相手DFの頭の上を越えたボールにその後ろから飛び込んできた西河が綺麗にあわせ、先制点をもぎ取ったのは、前半47分の事であった。今シーズン初めてヘディングでの得点は、期待通り西河が決めてくれました。一昨日に書いた通りになってくれたので、非常にうれしい瞬間でした。試合が始まってから、あの相手西川のプレーから、山形のプレーがどんよりしてしまい、重苦しい展開だっただけに、起死回生のゴールだったように思う。そして1点をリードして折り返した山形は後半も、攻め続けるものの中々ゴールが奪えない時間が続く。後半15分過ぎに、宮沢が中央から左サイドに流れながら、裏に抜け出す山崎にスルーパスを送り、これをダイレクトで蹴りこんだ山崎のシュートは相手GKに当たってしまう。GKがセーブしたというより、山崎が当ててしまったような形で、惜しいシーンであったことは確か。これを決めていれば随分優位に進めることが出来たかもしれませんね。そしてロスタイム3分を過ぎようとしたラストプレーで相手のシュートが枠右隅を捕らえたかに見えたミドルシュートは、GK清水が横っ飛びで防ぐと、ボールがまだピッチ内だったが、そのまま笛が吹かれ、山形の完封勝利が確定した。
にほんブログ村 サッカーブログ モンテディオ山形へ
にほんブログ村