先制点は遠藤の鮮やかや直接ＦＫ、前半２６分のことでした。その前にも角度は違いましたが、殆ど同じような距離で直接ＦＫを与え、練習させたような感じでした。もちろんこれ以外にも危ない場面はありましたが、鹿島が山形のゴール前で回して崩そうとしたボール回しが多くゴールを狙ってくるような形が少なかったのが山形にとっては助かりました。またしても先制点を与えてしまったか今との一戦。こうなると負けパターンになるのですが、今日はそうさせなかったようで、林の頭に当てて落ちたボールに左から右へディエゴが斜めに走る形でボールを受け何度かチャンスを作りましたが、中々得点までつながらなかったのですが、高木が右サイドでタメを作り、右サイドを駆け上がった山崎にパス。これを速いクロスを上げると林が良く見てディエゴに落とす。ディエゴが得意の左足で子を描くようにグラウンダーとシュートで流し込んで同点に追いついた。前半に追いついたのが大きかったですね。そのまま１−１で後半に折り返すことになる。
後半中々チャンスを物に出来なかった山形が得意のセットプレーを獲得すると、石川が長めのボール蹴り、相手の背後を取ったディエゴが落とすと、真ん中で走り回った西河が右足に当て、ゴールネットを揺らす。鹿島相手に逆転を見せたのは後半立ち上がり11分。ここからが長かったですねえ。鹿島はこのあと、ゴール前で回すことから、ちょっとでも前が空くと打って攻撃的になるものの、必死に守る山形からゴールを奪えない時間帯が続くが、最後まで守りきる子が出来ず、途中出場してきたカイオに素晴らしいクロスが供給されフリーで頭で合わせられてしまった。その前にデフェンスラインが下げられてしまい、瀬川もカイオを捕まえきれず見逃してしまいました。
とは言えなかなか勝てていない鹿島に先制されながらも追いつき追い越すことが出来ました。出来れば林の裏を取ったあの場面でボールがゴールマウスに吸い込まれていたら、勝てていたのかもしれませんが、勿体無かったですね。
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