前回の県民応援デーにはわずかに届かず、それでも今年２番目となる１１,１３２人を飲み込んで行われたホーム松本戦。立ち上がりから押し込まれる展開が続く中、３０分過ぎ、小林のクロスに秋葉が反応し放ったシュートはＧＫ野沢のファインセーブに合う。その流れから得たＣＫを宮坂が蹴り込むと、西河が頭で合わせるもののこれもまたＧＫ野沢に防がれてしまう。完全にのってしまった野沢に押さえ込まれてしまう。もちろん山形側でも危ない場面が何度もあり、清水のファインセーブなどで何とか失点せずに後半戦へと折り返すことになった。
そして先にスコアーを動かしたのが山形。ＰＡ左から巻くように中島がシュートを打つと、流石に野沢の手も届かず右サイドネットに突き刺し、先制点を奪う。このまま逃げるには少々時間が残っているが、大丈夫だろうと思った残り１５分、何がどうなったのかわからないが、相手のオーバーヘッドのシュートが枠を外れたところで神経質な笛が会場内に響き渡る。そして主審が指したのがペナルティースポット。何だったのか？ただ山形の選手が主審に詰め寄るシーンも無い事から、何かがあったのでしょうね。これを船山に決められ同点。この後アンカーに岡根を入れて、宮坂を上げ、攻撃に出るものの、最後の詰めが甘く、ネットを揺らすこと無く試合終了。これで２戦勝ち無しとなって順位も更に落とし、Ｊ's GOALのトップに何とか残る６位まで落としてしまった。１位との勝ち点差は３だが、アウエー、ホーム、アウエー、アウエーと続く日程からすると、非常に厳しい状況に追い込まれてしまいました。
さてこの試合初出場の選手が２名降りました。林と岡根。岡根は時間が短いのでなんとも言えませんが、林のほうは、まだまだのようですね。上背もあり、中々良いところもあるようですが、連携の部分で、どのように動いてよいのかが見えていないようにも感じましたし、ゴールに迫る勢いも少し物足りない感じがしました。但し良い物持っていると信じて少し使ってみるしかないかなあと思う。左足のシュートは１本ありましたが、これからですね。
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