まずい試合でした

前半左サイドで細かく繋ぎ、中村が右足で何とか前に送ると、PA外から秋葉が右足を振り抜き、左ポストを掠めるようにネットを揺らしたシーンは見事でした。でもね、これが何とか同点に追いつく得点だったんですよね。本当ならこれが先制点にして欲しかったのですが、それでも1点ビハインドの場面で前半のうちに追いついたのですから、逆転も見えていたのですが・・・。1対1のまま折り返した後半、ゴール左45度からのFKを砂川が直接狙うと、常澤が一旦体重を反対に掛け、逆を突かれるものの、何とか右手に当てはするのですが、そのままゴールへと入れてしまう。それほど厳しいボールでもなく、簡単に外に出せたように見えたのですが、手首が返ってしまっていたのかなあ。そしてやってはいけないGKのチョンボ。バックパスを足で裁き、相手FWの裏を取って蹴りこもうとの目論見は、完全に相手に読まれてしまい、ボールを奪われ無人のゴールへ流し込まれてしまう。実は前半もそれに近いプレーがあり、あの時は裏を取れたのですが、そのことで慢心してしまったのでしょうね。天皇杯の落球から、どうもおかしかった常澤。あの時は風を言い訳にしてましたが、言い訳が聞かないミスですよね。確かに試合前から山形にはコンデション的には厳しい状況でしたが、今日の3失点はコンデション云々は全く関係ないところで起こったもの。1年間頑張ってきたものがするりと逃げて行くような、まずい試合でした。
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