全ての面で水戸に対して後手を踏んだ試合展開。何故にあれほど、前半の守備にほころびが出るのか。前半の攻撃が悪いことを上げすぎて、デフェンスと言う面が疎かになりすぎている。今日の１失点目は柏戦を思い出してしまう。ＧＫの判断も悪いように思えるし、ＤＦのマークも悪すぎる。あのときにゴール目には水戸の選手が４人も入ってきているにもかかわらず山形の選手が誰もいないのはどういう分けなのか？２失点目はどう見てもレオナルドのファールである。ＰＫが当たり前といったプレーであった。イエローで助かったと言える。水戸に２点を献上してしまっては幾ら難でも勝てる要素はない。今日の試合を見て感じることは、臼井のバックパスのミスや永井のパスミス、財前もしかり、また渡辺がボールを貰ったときに出すスペースが無く何度立ち止まった事か。また無理をして出したパスは悉く奪われ善戦に放り込まれてしまい、守備陣形が整えられてしまう。サイドを起点にしようとしてもそこでの小さなパスミスから、体勢が崩れ前に上がりきれない。また両サイドバックの上がりも中途半端で、敵陣のハーフ位から放り込むが相手の枚数が多いためボールが繋がらない。もっとゴールラインまで切り込む力と勇気と決断力のある物がいないとどうしようもない。このままズルズル順位を下げて行くのが目に見えている。ここ数年昇格レースを後半までしたことに対する奢りすら感じる。今日の水戸戦もなめてかかったようなプレーにしか見ることが出来ない。もっと献身的に出る時には出る。引くときには引いて守る。といった基本的な事が出来ないようになってしまったのは何故なのか。今一度考えて欲しい。仙台戦までは中二日、このままではどうしようもない。時間はないがその中でもしっかりとした戦術とそれに答えるスキルを上げたいところだが、この短い時間では無理である。出来ることは、気持ちしかなく、絶対に勝つといった強い気持ちで闘うしかない。闘え、燃えろ、大胆にかつ冷静に、決めまくれ。
