草津戦は、立ち上がりからどうも上手く機能しない。ボランチに入った健太郎もあまり目立った動きが無くスタートした前半。前でボールが収まらずに自陣に引かざるを得ない展開。ビッグチャンスが訪れたのが前半３０分過ぎ、右サイドで起点を作りこの日初めてリチェーリの飛び出しにあったボールが供給される。相手ＤＦが一人転んだこともあってフリーで抜け出したリチェーリはボールを前に運ぶものの長すぎた。これを相手ＤＦだと競り合いとなったが１歩相手が早く、アフターチャージで警告。この日２枚目のイエローで退場となる。長谷川曰く「どだなだず〜」。
この日の審判は倒れればファールを取ることを前半１５分くらいで掴んだだろうになあ。まあ全力プレーだったので・・・。それでもやはりいけませんね。チームには大迷惑、罰金物でしょう。
ここからはセットプレーでしか得点を奪えない形になってしまった。それでもＦＫ、ＣＫではあっていただけに枠に飛んで欲しかった。そして２度のチャンスを逃して前半終了。
後半も選手が入場してきたときに１人足りないだけで、ピッチが寂しくなってしまう。蹴りだしても蹴りだしても誰もいないところにボールがてんてんとするばかり、長谷川がかわいそうなくらいに振り回される。それでも先制点が奪ったのが山形でした。草津がハーフコートゲームをして１０分が過ぎたところで相手ＤＦの裏を狙うようなボールが毀れてくると相手ＧＫがクリアーするもののミスキックとなりセンターサークルあたりにいた長谷川にボールが渡ると、すぐさま無人のゴールに長い長いシュートが飛ぶ。メインから見ていた私たちには枠に行ったものか横を抜けてしまうのかハラハラしながらボールの先を眺める。そしてワンバウンドツーバウンドしたボールはネットを揺らしてしまう。貴重な虎の子の１点を奪った山形は、完全にべた引きでゴール前を固める。相手に裏を使わせないシフトといったらよいのか。まあかわしそうなくらい、ＣＫを取られちゃいましたが、集中した守り、清水の片足でのクリアー、横っ飛びでのファインセーブ等、清水撃たれた分反応が早くなってきたようである。最後は北村のシュートや太田の惜しいシュートもありましたが、何とか相手に得点を与えずに勝利を掴み取ることが出来ました。数的不利になってから会場が逆の意味で盛り上がり、その期待に応えてくれた選手達に大きな、大きな拍手が送られることになった。次は休みです。しっかり休養を取って、第２クールの最終戦になる愛媛をホームに向かえ、しっかり勝って、第３クールにつなげましょう。
こんな試合で勝つのは応えられないほどの喜びですが、もう今シーズンは２度とあってはならないことでしょう。シュートにアイディアが足りなかった草津だから勝てたのかもしれません。やはりサッカーは同数でするものですから。
