見ました、4x100m決勝

この種目、日本にとって願っても無いチャンスが訪れたのは昨日実力的には上のアメリカ、イギリスがバトンを繋げなかったことから始まる。そして今日本番を迎え、しっかりとバトンを繋いだ日本。アンカーの朝原はこの種目で最後の競技生活となる36歳が3位でゴールを切っていった。リレー種目で初めて日本がメダルを取り、トラック競技としては80年ぶりの快挙。リレーでは足が速いだけではなくチーム力が問われる競技。足では早かったであろうアメリカでさえ、チーム力に難があれば敗れてしまう。この前に行われた女子のリレーでもジャマイカのワールドレコード更新まで期待された面子がそろっていたにもかかわらずにバトンを繋げなかった。
バトンを繋ぐにはそのバトンを繋ぐための技術、練習もさることながら4人のメンタルな部分も強くなければ達成でき無い。もちろんその瞬間にたまたますばらしい選手が4人そろわなければならないという時のめぐり合わせも必要なのだろう。但し世界はまだまだ先を走っていることもこの大会で思い知らされることにもなった。ボルト選手は100m、200m、4x100m3つの競技でワールドレコードでの金メダルを獲得している。そこにいつ追いつくことが出来るのかは全く見えてはいないが、それでも陸上競技で汗を流している日本の若者達に勇気を与えたことは間違いないことであろう。
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