善戦するも力負けかな?

力の差は歴然としていたが、その中でしっかりと守備網を敷いて対処したが、こぼれ球をハンド気味に処理され、警戒していたスナイデルのぶれ玉が川島が守る日本のゴールマウスを襲い、わずかに右にぶれたボールに体を飛ばした分目線が動いて対応出来ずわずかに触ったボールは無情にもゴールマウスに吸い込まれてしまった。前半日本の守備に手を焼いていたオランダは、ハーフタイムを境にポジションを入れ替えながら攻撃に転じ始め後半開始してまだ間もない8分という時間帯での出来事であった。この後日本は松井に代えて俊輔を投入するものの、岡田が彼を外した理由が分かるような気がした。スピードが無く判断が遅い。もちろん周りの選手の動きも少なくスペースも無いという状況もあるのかもしれないが、松井の様な仕掛けもシュートを狙うという動きも無かった。相手にしてみればシュートを狙ってくる選手が怖いわけで、漫然と目の前を横切るパスを選択する選手には怖さは微塵も感じなかっただろう。欧州では僅かながら名前が売れた選手だけに多少の警戒はしてきたとは思うが・・・。しかし日本代表の試合を見ていると山形の試合を見ているような錯覚を起こしてしまう。小林が日本代表の監督だったら、もうちょっと違った試合になったのかなあと思いながら見てしまいました。
さて、もちろんこの勝敗で予選敗退が決まったわけではない。得失点差でもオランダに1点しか与えなかったことで0にすることが出来た。次のデンマーク戦は勝って決めたいところだが状況次第では引き分け以上でも決まる。最終戦は同時間帯で行われるだけに相手の状況を見ながらの戦いになるとは思うが、オランダは決勝トーナメントを睨んで多少落としてくると思われるだけに、勝ってすっきりと決めたいところである。
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