確かにスポニチが書いているように山形にもツキがありました。ピンヴァオが前田を振り切って、エンドラインをゴールに向かってきたときには、磐田戦の前田のシーンを思い出しておりました。違っていたのは、シュートではなくクロスだったこと。タイミングがズレて、シュートに至らずクリアーできたこと。ＧＫ清水も低い体勢でボールに寄せていただけに右足で天井シュートを打たれていたら、早い段階で失点しており、振り切られてその原因となった前田もメンタルもどうなっていたことか？山形もクロスバーに泣くシーンが多いほうだが、昨日は本当に助けられました。２本目などクロスバーに当たってＧＫ清水の背中に当たってしまうような場面もありましたからね。あんなので失点してしまったら、泣くに泣けませんものね。でもそこはやはり攻めている方に、味方するようで、ＦＫに長谷川のヘディングのクリアーも実らず、大宮にとってベストなポジションにボールが吸い込まれ、ＤＦ陣のぽっかりとあけてしまったところを狙い打つように左足を振り切ってネットを揺らしたのは、昨年も痛い目を見た石原。まあね、湘南時代から彼とは相性が悪いのよね。
でも失点してから猛然と攻撃に出た山形は４分後の石川のクロスに相手ＤＦが触ったにも関わらず、太田の足元に吸い込まれるように飛んでくる。それを難なくトラップして左隅に軽く蹴りこんで追いついてしまう。何故あれほど簡単に追いつくことが出来るのに、攻めないのかなあ。得点を取ってからも同じように攻撃に出ればどうだったのだろうか？まあね、そうなれば失点していたかもしれないのですが、でもねえ、勝たないといけない試合で追いついたのですから勢いのまま、攻め続けても良いように思うのは素人考えなんでしょうかねえ。全く攻めなかったわけでもないし下村の惜しいシュートもありましたが、もっとペナに近い位置で蹴りこんでいたらどうなのよと思ったりもするし、もう少し狙いをつけてシュートに言っても良いシーンもあったのでね・・・。まあそう簡単には行かないということなんでしょうかね。川島のシュートや山崎のシュートどちらかでもブロックにあっていなければ面白かったのだが・・・。
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