祝5連勝・強い東京Vに完封勝利

ほとんどの時間帯で押し込まれていた山形でした。ファーストシュートは前半40分の秋葉のシュート。わずかにそれていたら先日のゴールを思い起こすことになるであろうシュートでしたが、相手GKのファイセーブでCKになりました。このような場面で、相手に助かったと言う気持ちがある中で行われるからなのか、意外に失点してしまう事が多いんですよね。案の定、石川の速くて鋭いCKのボールを万代が、上手くあわせて得点してしまう。お見事としかいえません。前半残り5分を無難に乗り切り、前半を折り返すことになりました。
後半立ち上がりの15分に得点をする機会が多い東京Vに対して、山形はこの時間帯に失点してしまうことが多いのが実情。先日の栃木戦でも起こった現象なのですが、それをしっかりと修正してきた山形。危ない場面は多々ありましたが、何とか凌ぎきった後の後半24分、中島が相手の隙を見逃さない走り出しで、裏に抜け出し見事にゴールを決めてしまう。戦前の予想として「西河のロングフィードから中島が抜け出して」と書いて見ましたが、実際にはGK清水からのロングフィードでしたね。横浜FC戦でも相手の隙を突いて秋葉が同点ゴールを決めて降りましたが、今年の山形は、相手の隙を見逃さない攻撃は、選手皆の献身的なプレーから起きているのでは無いでしょうか。皆の頑張る姿を見て、それに負けじと頑張る。今日の中島もいつもと変わりなく、走ってましたものね。
ところで前半のシュートは2本しかなかったのよね。その2本が、秋葉と万代のシュート。この2本で1点を取ってしまう。どちらも枠内の素晴らしいものでした。後半は1本増えて、3本でしたが、3本のうちの1本が中島のあの見事なシュート。もう1本が万代の枠内に行った素晴らしいものであり、もう1本はブロックにあってしまいましたが、CKを得た船山のシュートでした。もう少しトラップが上手く行けば可能性がありましたものね。なお東京Vのシュートは16本あり、3倍以上も打たれてしまいました。でも危なかったのがポストを叩いたもので、あの時だけ少し、守備が緩くなりましたが、多少遅れはしたものの秋葉が戻ってきて、体を僅かに寄せたことで、コースが本の数センチ、ズレてくれたのでは無いかなあと思います。後はヘディングであわせられGK清水の正面を突いたものがありましたが、他に危ない場面てあったかなあ。あ、前半にありましたね、阿部のダフッたシュート。あれが決まってたらどうだったのだろう。そのほかは、相手のシュートが多すぎて、それも枠を外れたものが多かったので、記憶がなくなってしまいました。
まだ11試合しか終わっていない現状で、順位がどうこう言えませんが、良い位置にいることは確か。それに首位の湘南に勝ち点で追いつけたこと。今年初めて複数得点以上の差で勝利したこと。攻撃力のある東京Vを完封出来たこと。FWの二人が得点を挙げたこと等、良い事尽くめには見えますが、前半度々あったパスミスで逆襲を受けるシーンがあったことは、大いに反省して貰わなくてならないでしょうね。次の愛媛は首位の湘南を破って、勢いに乗ってやってくるだけに、ミスをしていると危ないですからね。でもホームですから、きっと頑張って勝利してくれることを期待しましょう。
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