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どう見ても劣勢だったのは確かですよね。ボランチの宮阪が前半からDFラインまで下げさせられる時間が長かった。東京Vはテクニックを持った選手が多いようで、一人でどんどんドリブルで仕掛けてくる。それを我慢強く守備に入る。それでも前半早い時間帯には小林のサイドを突破されて、マイナスのクロスが阿部に入ったときには失点を覚悟したのですが、山形にとっては運良くダフッてくれたシュートは枠にすら飛びませんでした。あれが決まっていたら、前に呼び出された選手の裏を狙われ大量失点もありえたかもしれない。
少ないチャンスをものにして前半1点を取って終われたのが、良かったですよね。但し後半立ち上がりを心配したが、思った以上にどんどん攻め込んでくる相手の攻撃に、手を焼きながらも体の全てを使って失点無く15分が過ぎたときには、ほっとしたような感じがしました。まさかGK清水のロングキックがあんな形で得点になるとは思っても見ませんでした。それは相手の守備もそうだったのでしょうね。土屋がスルーしたボールに対して、出足で完全に上回った中島がそのままの勢いでスライディングしながらのシュートは、ゴールマウスの右隅を捕らえる絶好のものとなり追加点を奪うことに成功した。ここから長かったですよね。残り20分以上、ひたすら守備に追われてしまう。どの選手も1点を取られてしまうと崩れてしまうことがわかっていただけに、我慢強く戦いました。相手の選手も、ラインが低いとかではなく、出てこないと嘆くほど徹底してゴール前を固めてしまう。それでもシュートを浴びせ続けられながらも失点せずに乗り越えたこの試合は、次に繋がるものになったと思われる。
本来なら相手の守備ラインが高いので、もうちょっとカウンター仕掛けたいところだったのでしょうが、GWで過密日程というのもあり、出て守備するより落として守備をする展開を選手たちが選択したのでしょうね。もちろん戦術的な話をあまりしない奥野監督ですので、推測するしか出来ないが、しっかりとした指示もあったものと思われる。
次は湘南を破った愛媛戦。愛媛も退場者を出して、試合終了後に5、6人の選手がピッチに倒れこむ程、頑張って勝利をもぎ取ってきた。更に5月3日は昼間の時間帯に試合が行われるだけに両チームともに疲労がピークに近い状態での試合になる。パフォーマンスは落ちるかもしれないが、見所満載の試合になるであろうことは予想できる。なお久々の雨の良そうだが出ているが、選手たちには恵みの雨になるのかどうか。雨が降ると遊園地等にも出かけ難いでしょうから、是非スタジアムに足を運んで、選手たちと一緒に戦い抜き勝利の雄たけびを上げよう。

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