明日のＧＷ４連戦最後一戦はいろいろな思いを胸に戦うことになる。草津がＪ２に昇格してきたから既に８年も経っていたんですね。Ｊ２昇格初年度の緒戦に戦ったのが山形でした。確かその前に現在はトップコーチに就任している高橋氏にお子さんが生まれ、ゴールが決まったらゆりかごダンスをする約束をして、望んだ試合でした。高橋から供給されたパスを林が受けてドリブルに入り、浮き玉のパスをフォアサイドに送ると、この年新加入した佐々木が詰めてゴールネットを揺らしたのが、前半の２４分。後半立ち上がりそうそう、林から佐々木を経由して、原が決め２回目のゆりかごダンス。そして最後に真打登場なる。それは相手のクリアーを拾った永井とパス交換で高橋が放ちゴールネットに突き刺してしまう。正真正銘のゆりかごダンスを披露した。この試合では、右サイドで臼井と佐々木のワンツーで抜け出すシーンなど、中盤を完全に試合して勝利してしまう。ちなみに佐々木はこの年の最後試合となる鳥栖戦でも得点を挙げ、新人ながら４ゴールを上げる大活躍をした年で、当時の監督である鈴木氏が「佐々木で始まって、佐々木で終わった年」と言わしめた２００５年でした。
さて明日のホーム草津戦(キックオフ18：30)ではどのような戦いになるのでしょうか？５連敗を避けたい草津は、アウエーですから引いて守ってくるのか、一揆果敢に攻めて先制点を取りにくるのか。やってみなければわからないが、山形としては絶対に先制点を与えたくない。まずは１点を取って、出てこなければならなくなったところで、裏を取ってカウンターを仕掛けたいところ。どうも風が強いと、不安定な試合になりがちな山形だけに、明日の天候も心配になるところだが、そこはそれ、人でどうにかできる問題でもない。まずは今出来ることを目一杯頑張ってもらうしかない。サポに出来ることは沢山の観客を呼込むこと。出来れば明日は１万以上の観客で後押ししたいところだが、１試合平均の目標に載せるためにも８８００人以上の人には来てもらいたいところである。どうか、ＧＷ最後の試合を山形県民の力で、勝たせて上げましょう。そのためにもスタジアムに足を運んでいただきたい。
次こそホームで勝利したい2位・山形が連敗を脱したい草津を迎える。思いを封印し、勝負に徹する一戦！(Ｊ's GOAL)
【モンテ】あす6日草津戦、先手取り粘り強く(山形新聞)
