Ｊリーグオフィシャルから２０１１年度のクラブ決算一覧が掲載されておりました。これを見て驚いたのが、浦和の資本金が１.６億円とかなり少ないといこと。その割には利益が大きいのですから、立派だなあといえるんでしょうね。逆に資本金が大きいのが京都の３６億円。浦和の２０倍以上。２位が広島の２１.１億円。３位が鹿島の１５.７億円。４位がＦ東京の１０.６億円。５位以下は１０億円以下。山形はもちろん０円です。
単年度で一番利益を出したのが京都で２.５３億円。２位が磐田の１.８６億円。３位が柏の１.６４億円。一番の赤字は横浜ＦＭの５.９５億円。２位が鳥栖の３.５７億円。３位が鹿島の２.２０億円でした。鹿島は震災の影響と以前の新聞記事に出た降りましたが、そうなんでしょうね。ちなみに一番震災の影響を受けたであろう仙台は０.５９億円の黒字でした。皆さんご存知のように山形は０.２７億円の赤字でした。
現在注目されている岐阜の資本金は１.４億円。単年度で０.７１億円の赤字。大分の資本金は約４.７億円。単年度で１.３４億円の黒字ですから、Ｊリーグの中では優秀な決算をしていることになるのだが、如何せん資産で９.１８億円の債務超過。山形は資産では０.５１億円の債務超過と言う事になるんでしょう。なおトータルで一番は横浜ＦＭで、１０.４８億円。横浜ＦＭは単年度でも赤字だし、債務でも大分以上の超過なのだが、問題にならないのは何か理由があるのかしら。日産自動車が黒字を出しているから問題ないのかしらね。何せ日産自動車は１０００億円以上の営業利益を出している会社ですからねえ。神戸の１０億円近い超過ですがこちらも問題なのかしら。
まあ他人様のことはよそに置いといて、山形はまず今シーズン黒字を出すことが最優先。出来れば一気に０.５１億円を返せるだけの利益を出してしまいたいものですね。そのためにはやはり、選手たちには高い目標を持って、試合に臨み、勝利を積み重ね、サポは多くの観客を呼び込んで、有効チケットの売り上げに協力することが、重要なんでしょう。また勝ち負けは試合ですからありますが、見に来てくれた方々に良い思いをさせるようなスタジアムの雰囲気も大事なんでしょう。スタジアムの雰囲気は本当によくなってきておりますが、もうすこし、ほんのちょっとの気配りとやさしさをもって試合中はもちろん、帰りの自動車での譲り合いなど、よろしくお願いしたいものですね。
