タイに4−0で勝利

勝つことはもちろんですが、最終予選で4−0で勝利できたことが大きいですね。勝利を呼び込んだのは、なんと言っても先制点を取った香川のプレー。その前の久保のプレーも見事でしたが、キックフェイントで相手を交わし、横に飛んでブロックしようとした相手選手の背中を通したことで、相手GKが全く反応できませんでしたものね。本当に見事です。先制点が入らずじりじりする展開になると、危なくなることが多い日本代表にとって早い時間帯に、取れる時にとれたのが大きいかった。そして2点目。久保のクロスも良かったですし、相手DFの前に飛び込み叩き込んだ岡崎のヘディングシュートも見事でした。その後にもチャンスはあったのですが、決めきれずに2−0で後半に折り返すと、何度も危ないシーンが続き、これはやばいかなあと思えたところで、スローインから中に切れ込んだ久保に対して、右に香川が流れ、それに引っ張られた相手DFによって真ん中が空いたところで、久保も左足シュートが相手GKの手の届かない右上に叩き込み3点目。押し込まれる時間が長かっただけに、一気に日本ペースに戻すことが出来ました。
その久保に代わって出場した清武。いろいろなところでアクセントをつけ始め、何とか前目でプレーするとCKを獲得。そのCKを清武が蹴り込むと、相手GKの前に吉田が飛び込み、高い打点のヘディングシュートを決め4点目。右サイドにどうしていた本田の裏を走られたところからピンチになり、クリアーしたボールが味方に当たりゴール目の前で相手に渡り、何とか防ごうとして倒れ込んだ、長友のプレーがPA内でファールを取られPKを与えてしまう。このPKを川島が横っ飛びで防ぎ何とか失点を免れたのが、このW杯最終予選では得失点差として大きく影響するのかなあと思われる。
香川、岡崎、久保、吉田、清武等は確かに良かったのですが、本田一人取り残された様な雰囲気が見えました。長い時間試合に出ていない影響は、かなり大きいのかなあと感じられました。まあそのほかの選手でも、ちょっとねえというプレーのあった選手もいるにはいましたが、それなりに良いプレーを見せてくれてましたが、本田に関しては良い時の当たりの強さとか、パスの選択とか、精度の高さを知っているだけに、それに比べると、なんとも残念なプレーが多かったように感じました。もう少し走り込むと良くなるような気もするのだがなあと思いました。そのためには、もう少し試合に出続けることが、大事なんだと思います。
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