あれから10年

昨日、東日本大震災が発生してから10年がたちました。毎年3月11日14時46分を意識しているのですが、いつも仕事や何かを行っているため、毎度通り過ぎてしまっております。今年こそと思うのですが、今年もその瞬間にとは思ったのですが、気がついたら通り過ぎており15時になっていました。山形県内も無傷では無かったのですが、全くニュースになることはありませんでした。3名の方が無くなり29名の方が怪我をされ、37棟が全壊し80棟が半壊を負いました。岩手、宮城、福島に比較してしまうと桁違いすぎましたからね。でもそこにも悲しい現実もあったはずなんですが、なんだか負い目を感じるような生活が何年も続いたような思いをしたように感じました。
今年10年目という事で、就業時間中立ち話程度に1「10年前何をしてましたか?」と聞いて回ってみました。ある人は「小学生でした」、ある人は「中学1年生になったばかりでした」、ある人は「高校3年生で卒業したばかりでした」、またある人は「子会社に勤務していました」等でした。私の場合、当時と同じ会社に勤務し、同じフロアーで同じような仕事をしていたのですが、その同じ場所に小学生が、今では勤務しているのですから、10年も短いようであり、長いものでもあるんだなあと感じた次第です。これからも、毎年同じ日同じ時間帯に、今と同じような思いでいられるのかなあと思いながら過ごすんでしょうね。もちろん同規模の地震の発生の可能性は、日本に住む限りなくなるわけでは無いのでしょうから、備えていくしかないのでしょう。