第21節 山形 vs 水戸 レポート

豊田が言っているように怖がっていることが最大の原因のように思われる。怖ければ勝負も出来ないし、仕掛けることも出来ない。ましてやボールを呼び込むことも、出来る物ではない。
世界を知る知将前田に完全にやられたような試合であった。山形がやってきた内容を真逆の形で見ることになった。京都戦、水戸戦と同じように厳しいプレスに翻弄されミスパスのオンパレード。仕掛けて欲しいところで仕掛けられずにバックパスばかりが目を引いた試合。確かにDFで回す分にはそれほどプレスを受けなかったが、その分ちょっとでも前に上がると怒濤のプレス。山形がやっていたことが本当に嫌な物だと思わされたような形であった。
更にここ数試合で致命的なミスが多すぎるし、その対処方法にも準備が全く出来ていないのは本当に持っていただけ無いなあ。相手を甘く見すぎているようなプレーでボールを奪われ先制点を許してしまう形が多く、ゲームプランもその1点で全てが脆くも崩れてしまう。
監督が言うように出来るプレー、出来ないプレーを見極め、それでも尚かつ勝負する気概が無いと本当にそうすることも出来ないだろう。幸い何故かまだ5位にいる。確かに昇格圏内のチームとは勝ち点で差は出たが。これから続く試合には確実に勝たなくてはならない。山形より下位にいるチームではあるがC大坂、福岡と強豪チームとの試合が待っている。
恐れず、慌てず、果敢に攻め込もうよ。そして勝利を信じて最後まで諦めずに突き進もう。試合終了後サッカーを楽しもうよと声を掛けたかったが、それすら出来なかった自分も不甲斐ないなあ。

守備でリズムを手にした水戸が、山形を破り今季2勝目を挙げる (J’Gaol)
水戸に敗れる 連敗で5位後退 (毎日新聞)
最下位水戸に屈す 順位は暫定5位のまま (山形新聞)
山形2度目連敗 (日刊スポーツ)
水戸にも負け連敗 (朝日新聞)
攻守に精彩欠く 水戸に1―2 (河北新報