Ｃ大阪が主催のゲームにもかかわらず円さんが書いたＪ's GOALプレビュー。いつもとは違って山形の内容も書いてくれましたが、現状２試合得点が生まれていない山形に対して前節６得点を上げての完封。Ｃ大阪には怪我人も出てはいるが選手層の厚さでカバーしてくるだろう。それに引き換え前から手薄とされているボランチと右ＳＢ。宮本がボランチに入るとぽっかりあいてしまう右ＳＢ。一体どのようにしてカバーするのか。小林監督の冴えを見せて欲しいところ。
この試合で最大のポイントになるのが先制点だろう。どちらも先制点を挙げた試合の勝率が高いことからもそのことを伺わせる。リチェーリをＦＷで使うのであれば、豊田がサブからのスタートになりそうだ。もちろん攻撃にタレントをそろえるＣ大阪だけに、立ち上がりからしっかりと出しても含めて押さえ込まなければならないだろう。もちろん奪ったら速めに仕掛ける。もちろん緩急をつけながらになるだろうが、今年縦パスに冴えを見せ始めた佐藤は怪我で出場が危ぶまれる。ここ最近の試合では読まれ始めているし、疲れも見え始めたことから別の布陣で臨んでも面白いだろうが、佐藤の場合守備も献身的にこなすので、馬場をここに入れることは守備での不安がある。この試合負けは許されません。もちろん勝つことが最大目標だが負けないことも大事である。その中で馬場を出してリスクをかけるには運動量豊富な時間帯での投入は厳しいだろう。もちろん先制されてからでも難しくなる。出すとしたら同点で凌ぎながら残り１５分で勝負をかけるときになりそうだ。
先制点を上手く奪うことが出来れば攻撃的にくるＣ大阪の裏には広大なスペースが生まれ豊田にしてもリチェーリにしても裏を狙うことが出来るだろう。そのためにも焦れる事無く我慢強く、そして献身的に走りでカバーしながらチャンスを伺いたい。
