Ｊ１昇格を決めたあの日以来のアウエー愛媛戦。あの時も逆転勝利で決めましたが、今日もまた逆転勝利。何かあるんですかねえ、スタジアムとの相性というのが。ただし前半は愛媛の良いようにやられてしまいました。逆サイドになるフォアサイドに詰められて失点というパターンが非常に多く感じる山形の戦い。西河が有田にやられてしまいました。でも西河も相手のシュートをつま先に当てて逃げたシーンもあり、まあ十分責任を取ったかなあと思う。まあね逆転したからいえることなんですけどね。
得点は後半に入ってからです。前回同様後半は立ち上がりから押し込むことが出来、前半ほとんどのシーンで相手にボールを渡す結果となったサイドの攻防も、相手ラインが下がったことで、後半立ち上がりから怒涛の攻撃を見せるもののゴール前で密集して守られる展開を、切り抜けたのはやはりセットプレーからでした。左サイドで得たＦＫをブランキーニョが右足で巻くように入れると相手守備の前に山形の選手が入り込み、触ることなくゴールネットを揺らすことが出来ました。ここで同点に追いついたことが良かったようで、先制点を奪った愛媛であり、ホームということで攻め込まなければならない状況になったことが２点目に繋がった。右サイドから広瀬が前に走りこむタイミングで、パスを供給し、園田が引っ張り出されたところで右足で折り返したボールは、ブランキニョをマークしていた相手ボランチもつくことが出来ず、フリーで左サイドに突き刺すように正確なシュートが決まって逆転に成功。残りアディショナルタイム３分をあわせて１５分を、ボールをうまく繋ぎながら危なげなく試合を終わらせることが出来、アウエー９試合ぶりの勝利を掴むことが出来た。今日の試合で順位をひとつ上げ６位。自動昇格圏との差は縮まらす４のまま。首位甲府との差が６と縮まった。ただし得失点差の関係で、ここまでくると一気に順位を上げることは難しいが、目の前の１試合を大事に戦って勝利を掴んでいくしかない。次も厳しいアウエー甲府戦。ダヴィが２試合休養十分で出てくるのですから、今日のような前半戦では厳しくなるばかりである。どのような試合になるのかはわからないが前半失点しないことが大事になるのではないかなあと思う。
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