スタッツを見ると長崎４本に対して４倍以上の１７本のシュートを放ち、ＣＫも１本に対して６本。フリーキックでも相手を上回り、ゴールキックが相手より少ないという試合ですから、長崎高木監督が言うところの、山形が最高の試合をしたということに頷けなくも無いが、実際の試合を見ている方にとっては、まだミスの部分が多く、そうでもなかった。もちろん後半危ない場面で常澤が抑えてくれなければ、と言う部分もありました。前半を見ると、相手にシュートってあったかなあと言う感じでしたが、１本あったらしいが、ほとんど記憶にすら残っていません。
この試合で目立っていたのは得点を取った２人はもちろんですが、中村の上下動の多さには感服してしまいました。あれだけ走り続けていたら、いつか足が止まるかなあと思っていたのですが、最後までＣＫを蹴り続け、走りきりましたからね。
また逆サイドでは、前半からマメに水分補給をして足を攣ることなく９０分戦えた山田も立派でした。リーグ初ゴールを決めてくれましたからね。山形初出場の作田やＧＫ常澤にも注目しましたが、常澤は前半あまり難しいプレーが無かったですが、後半前に出るか待つのかで、一瞬迷ったのか判断が遅く感じられるプレーがありましたが、１対１で打たれたシュートを留めたことで、緊張していた今日の試合で、初めて吹っ切れたように、この後冴えておりました。これでしばらく常澤がゴールマウスを守ることになるのかもしれないなあと感じられた試合になりました。
ロメロも宮阪も秋葉も上手い選手ですが、もう少し噛みあうと、もっともっと面白いプレーが中央でも見られるようになるような気がします。ゴール前、こじ開ける力を持っている選手たちですから、更に期待したいなあ。
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