勝ちきれない試合

今年のモンテディオは例年以上に先制しても追いつかれてしまうような展開が多い様に感じるのでちょっとまとめて見ました。先制したにもかかわらず逆転されたのが2回と引き分けが3回。どうも東京V横浜FC戦が頭にこびりついてしまったのがそのように感じてしまっているのでしょう。但し先制しても5割程度しか勝ち切れないのもそう感じるのでしょうが。また先制されると9割以上が負けか引き分けも痛い。バランスを崩して前かかってしまうためでしょうか。バランスをとる選手の不足が原因かな。もちろん監督の指示もあるので何とも言えないが、負けているときこそ、選手も監督もコーチも、そしてサポータも我慢して最小失点で経過する時間が長くなれば引き分けや勝ちに繋ぐだけの攻撃が出来るようにも思えるのだが。もちろん絶対に先制されてはならない、水戸や仙台には要注意ではあるが。ちなみにホームの成績は4勝2分4敗、アウエーの成績は3勝5分4敗またホームで先制すると3勝2敗、アウエーで先制すると3勝3分。ホームで先制するとイケイケ状態でカウンターを喰らい失点し追いつかれて前がかってしまうからでしょうね。アウエーでは勝ちから引き分けにされてもリスクを負ってまで攻撃に出ないためでしょうか?逆に先制された時の成績はホームでは1勝1分2敗、アウエーでは2分4敗。う〜ん、全然勝てない。どちらにしても山形が勝つためには、先制してもじっくり攻め次の1点を確実に取る。もし2点目を取るにしても手数をかけずに前の選手で何とかしてしまうだけの攻撃力を付ける。もちろん決定機は最低でも枠に入れること。また見方のCKでもカウンターのケアーをし飛び込まずに時間をかけさせる。相手のストロングポイントは2枚で挟むか3枚で囲む。水戸のアンデルソン、仙台のロペス、鳥栖の新居や湘南の佐藤or加藤、柏の場合はタレントが多すぎて困ってしまうが、パサーを殺してしまう事が大事。またセットプレーでは岡山をフリーにしない等いろいろあるでしょうが、まあ書くと簡単だがプレーするにはかなりしんどいでしょうが、何しろこのままではいけませんし行けませんよJ1には。最後にスコアーレスが1試合しか無かったんですね。

  • 先制した試合  6勝3分2敗

第01節 A 水戸 1−1 第05節 H 東京 2−3 
第10節 A 木白 3−1 第15節 H 草津 2−1
第16節 H 湘南 2−1 第17節 A 東京 1−0 
第18節 H 水戸 3−0 第19節 A 札幌 2−2
第20節 H 横浜 1−2 第21節 A 愛媛 2−0 
第24節 A 仙台 1−1

  • 先制された試合 1勝3分6敗

第03節 H 札幌 0−1 第04節 A 横浜 0−1 
第06節 A 草津 1−3 第08節 A 湘南 1−1
第09節 H 徳島 2−1 第11節 H 仙台 0−3
第12節 A 鳥栖 0−2 第13節 A 愛媛 2−2
第22節 A 神戸 2−4 第23節 H 鳥栖 1−1

  • スコアーレス 1分

第06節 H 神戸 0−0